今回は正直、浮足立っています。
早く感想が書きたくて仕方なかったのですが、それほど衝撃的な内容でした。
ニコニコではアニメの無料配信で盛り上がっていますし、延期されていた鉄骨渡りのVRゲームも8/28発売に決まりましたが・・・それはこの際置いときます。
今は本編本編。
※年表&ワン・ポーカー戦歴
前回、和也の救出方法を模索するカイジは、視線の先に何かを発見。
決定的な策を閃いたようで、チャンマリと共に駆け出したのでした。
一方・・・和也は、自分を優遇するように作ったはずのマザー・ソフィーに殺される寸前。
その不満が悲鳴となって響き渡りますが・・・
遂に、この時が訪れてしまいました。
ベルト解除!
( °д°)!
耐えてくれ和也・・・そしてカイジは早く来てくれ・・・!
絶望を叫びながらも、必死で椅子にしがみつく和也。
コメントでは本当に指先だけで自重を支えられるのか、という疑問を頂きましたが・・・
これは実際の場合はともかく、漫画内では可能という設定を受け入れるしかないな。
しかし・・・考えてみれば、
カイジも人間競馬で失格となった際には、
第1関節までの指先3本で鉄骨に掴まり、自力だけで身体を引き上げています。
だいぶ体勢は違うので同列に比較はできませんが、カイジが出来るなら、和也も耐えられて不思議ではないと思う。
火事場の馬鹿力も働いているでしょうし、100%不可能とは言い切れない以上はそれで納得するしかないですね。
とはいえ体力には限界があります。
しかし、まだカイジたちの姿は見えません。
死を予感した和也は、募らせていたマザー・ソフィーへの不満にデジャヴを覚えました。
なぜオレを選ばない?
ソフィー!
同じか?
結局あの日と同じか・・・
以降、回想編突入です!
一体何があったのか・・・。
この日・・・クルーザーに乗り込んでいたのは、
会長につく数名の黒服、一人の家政婦、
そして・・・!
そういえば・・・カイジの見立てを信じるなら現在の和也は10代、上限の19歳とすると、これは約15年前の話か。
会長もまだ顔にシミがありませんね。
そして、もう一人・・・
えええええええ!!!???
( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚
は、母親!?( ゚ ▽ ゚ ;)
いや・・・そりゃあ当然いるだろうけど、
名前よ名前!
ソフィーって!゚Д゚)゚д゚)゚Д゚)エエェェ!!!
和也はマザー・ソフィーが母親の化身だと言ってましたが、実母からとった名前だったのか。
わざわざ機械にその名前を付けた意図は何だろう・・・。
というか母親が外国人、和也はハーフってこと?
意外だな・・・茶髪も地毛なのか。
ところで母親のソフィーは既に亡くなっているとの事ですが、それは3年後なのでこの日の事件とは無関係のはず。
一体、ここから何が起こったんだ・・・?
まあ他にも疑問は際限なく湧いて出ますが・・・
とにかくこの時、家族の関係は充実していたようです。
そう、「あの事件」が起こるまでは・・・。
クルージングの間、
黒ひげ危機一髪にハマっていた和也は、最後の穴を残して黒ひげを飛ばさない「完全クリアー」に成功。
和也が海に放り出されそうですが、船尾にいる兄の和貴も危ない。
ただ、この時点では事故であって事件じゃないよね。
しかし「あの日もオレは選ばれなかった」という回想ですから・・・つまり和也の救助は後回しにされたという事か。
後にトラウマになっているほどですから、それは恐らく意図的でしょう。
特にマザー・ソフィーからの連想なので、
母親から何か傷つくような、衝撃的な言葉を浴びせられたのかな。
とはいえ現在の和也が母親を恨んでいる様子はないので、詳細は次回を確認するしかない。
せっかく多くのコメントを頂きながら、救出策を色々予想していた所ですが・・・展開としては大幅に脱線する形に。
ただ・・・まさか和也の兄と母親が登場するとは驚きましたし、まだ純真だった頃の和也も見られました。
最近の危機的状況から一転して和めたな。
箸休めみたいなものだね。
新鮮な情報も多かったですし、タイミングとしても今しかないので必然性もある。
ぶっちゃけレイズ合戦の頃と比べれば読後の満足度は高いな。
これがチャンマリの生い立ちや例の地獄編のように10話以上続くなら考えものですが、1,2話ならサービス的な閑話として楽しみたいです。
間接的に今後の展開に絡むのは間違いないので、
回想のオチがカイジの救出策とリンクしたり、上手い演出となってくれればさらに面白いですね。
来週は休載、さらに次回は合併号。
連載頻度も減るので、しばらくは少し息抜きかな。
※週刊ヤングマガジン№34より。